トップ  >  アドラー心理学とは

アドラー心理学とは、20世紀の前半にオーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーによって創設された臨床心理学の体系です。困難を克服する活力を与えることができ、勇気づけの心理学と言われています。

アドラーは、どうすれば人が幸福に生きていくことができるのかということを追究しました。中でも、子どもたちの精神的な健康に従事、1920年世界で初めて児童相談所を開設しました。そこで非行少年や親子をめぐる治療に取り組み、人の感情や価値観、さらには自分や他人との関係(人間関係)について、体系化されたひとつの理論を打ち立てました。

アドラー心理学では「心が満たされる3原則」として、
①自己肯定感(自分が好き)②所属感(人が信頼できる)③貢献感(貢献できる)があげられます。
これらの感覚が高まることが人間の幸せにつながるという考え方です。

地位や立場にかかわらず
自分が好きだと思えて
自分にOKが出せる状態

自分だけでなく
他人にもOKを出せる状態
他者信頼があることが
所属感につながります

自分にはできることがあり
自分は社会や他者の
役に立っているという感覚